憧れの一人暮らしをするが挫折し実家に帰り自室を快適にするためがんばるブログ

シンプルライフに憧れ。好きなものに囲まれながら快適な暮らしがしたい。

一人暮らし願望が芽生えたきっかけ①

私は半年前まで、一人暮らしなんて考えたことがありませんでした。就活もせず、数少ない周りの人に、ニートになる、なんて宣言していました。

私は以前、学校で行われた小規模な就活の予行練習(数社に来てもらいスーツで出向き話を聞く)に参加しようとしたのですが、行われている体育館の入り口までしか行けなかったことがありました。人がみんなみんな同じ服を着て、ぞろぞろと入っていく。頑張って列に並んで入ろうとしましたが、足が止まってしまうのです。しまいには泣いて過呼吸になってしまいました。私に就活は絶対無理。働くなんて絶対無理。そう思っていました。周りは正社員を目指していたし、正社員にならなきゃいけないし、正社員以外で働く方法はないと思っていました。だから働くことを諦めていました。多分、周りと一緒じゃないとダメ、一緒になれないなら全部諦めなきゃダメという間違った認知(1か100か思考)が私にあったのだと思います。

あとになって、親がバイトしろバイトしろとうるさくなってきて、アルバイト・パート(メンタルも体力も一般以下だし、お金より親を黙らせたいので給料はどうでもいい、少なくていい)で働きたいと思って、若者限定ハローワークに行きました。しかし、面接の日程が決まると私にバイトは向いてないかもしれない、と辞退してしまったり、面接を受けても落ちたりしていました。そのうち、やっぱり私に働くのは無理なんだと考えるようになりました。働くのがこわいという気持ちも大きかったです。私なんかが働けるわくない、こんな役立たず、どこも雇ってくれるわけ無い、と思っていました。

そんな私の気持ちが少し変わりはじめたのは、1日バイトを体験してからです。私は殆どバイトをしたことがなく、私にバイトは無理だと諦めていました。しかし、ネットで仲良くなった人が近所で、その人に誘われて一緒に一日バイトをしました。3回行ったので3日だけですが。私が体験した一日バイトは面接がなく、直接現場に行くだけで、誰でも参加できます。そこで、お金をもらいました。一日で6000円。私にとって、そんな大金をもらったのは初めてでした。そして、今日一日途中で帰ったりせず泣いたりせず頑張れたのだから(1つはかなりの重労働で身体がついていけず影で泣いてましたが)、もしかしたら、私にもバイトができるかもしれない、それにお金も(私にとって)たくさんもらえる、と気付いたのです。

それから、一日バイトは毎回応募しないといけないし毎回緊張するし向いてない、私は長期の方が向いてると思い、近所のアルバイトを何件か受け、ひとつだけ受かったところで働いています。中には面接で「今までバイトしたことないの?お金持ちなんだね」と言われて使えないからと落とされたこともあります。私はバイトをしてませんでしたが、有償ボランティアでお金を少しもらったり、小学生からお金を使わずずっと貯めており(物欲がなく特に欲しいものがなくてお金が欲しいとも思わなかった)、実家暮らしで食べ物に困ることがなかったので、バイトをしてなくても大丈夫でした。今のバイトはまだ2ヶ月目ですが、店長は「あなたが自分で思ってるよりちゃんとできてる」「綺麗に商品を並べるね」と言ってくれます。今まで何もかもやめたいと思ってばかりでしたが、今回はあまり思いません(クレーマーや面倒な客が来たり、週明けにはやめたいと思いますが)。

一人暮らしのきっかけのひとつは、バイトをはじめてお給料をもらえるようになったことです。(続く)